| 生理開始日から8〜10日頃から粘りのある おりものが増え始めます 下着にベトっとする感じやかたまりのあるおりもの がつく…という経験がおありだと思います その後2〜3日すると排卵日が近づき、膣内の水分 が多くなって、サラサラのおりものがたくさん出ますので、このような症状が出たころに排卵日検査薬を使い始めるとよいでしょう そして、排卵日直前には糸を引くぐらいの粘度の 高いおりものになり、2〜3日続きます
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排卵日のおりものにはこんな特徴があります
◆指につけて伸ばすと10cm近く伸びる場合がある
◆色が卵白のような状態から透明になる
◆水に入れても固まりのまま溶けない。(排卵日以外のおりものは水に溶けます) …などがあり
排卵日を過ぎると、少量の乳白色のおりものが1〜2日分泌されます 排卵日直後のおりものはアルカリ性ですが、アルカリ性を好む精子が排卵の時に膣内をスムーズに進めるようにするためで
排卵日以外のおりものは、膣内を雑菌から守るために酸性の性質をもっているのですが、排卵日近くになると、
精子をスムーズに運び、受胎を促すためにアルカリ性に変化するのです
ポイント:排卵日から妊娠のタイミングを図るなら、おりものがサラサラの間に排卵日検査薬を使い始めると良いでしょう
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排卵日検査薬を使ったタイミングの取り方
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妊娠時のおりものについて
排卵日だけでなく妊娠時にもおりものの状態が変わります
妊娠中はおりものの量が増えます
妊娠中は新陳代謝が活発になり卵胞ホルモンの分泌が増えるためおりものの量が増えるのですね
また、おりものは膣内や子宮を細菌から守る働きがあるので、妊娠すると赤ちゃんを
雑菌から守るため、身体がおりものを増やすのです
さらに妊娠中は、おりものの臭いや色・臭いや量などをチェックをすることで体調や流産、子宮の炎症など
症状からトラブルを早期に発見できる場合があります
妊娠中はおりものの色や臭いや量などの変化を常に注意してください
(特に色が茶色だったり、通常ではない場合は要注意です!)
妊娠初期のおりもの 妊娠するとまず、おりものの量が増えるという症状が出ます 妊娠初期は、まだ受精卵が着床したばかりで不安定な状態ですから、 おりものに血が混ざる、茶色やピンクのおりものが出るなどの症状がある場合は、安静にして 様子を見、症状がおさまらないようなら産婦人科を受診しましょう
手のひら上の一般的な発疹 妊娠中期のおりもの 妊娠中期の検診で膣分泌物検査という、おりもの検査を行われることがありますが、 これは、おりものから膣内のカンジダなどの細菌感染を調べるためのもので 早期発見で分娩までに適切な治療をし、出産時の母子感染を防ぎます 妊娠後期のおりもの 妊娠後期に入ると、お産に備えて子宮口の周りがやわらかくなるためおりものの量が増えます この期間は、カンジダ膣炎などの予防のため、清潔にし、蒸れないように心がけましょう
予定日までまだ日があるのに、おりものに血が混ざる場合は、 安静にし、治まらなければかかりつけの産婦人科医に相談しましょう 出産予定日近くに茶色や血が混じったようなおりものがあるのは、 「おしるし」といって、数日中に赤ちゃんが生まれますというサインです この症状は、胎児を包んでいる卵膜が子宮壁から剥がれるために起こります | | |
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おりものの注意点
おりものは体調や年齢、体質によっても異なるものですが、ここで、気になるおりものの特徴についてもお話しておきましょう
色や臭い、量がいつもと違う… かゆみや痛みがある…
などの症状があれば受信や検査が必要な場合もありますので注意してください
特に、性感染症のひとつであるクラミジア感染症は、卵管炎から卵管がつまり、不妊症の原因になる場合もあります
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また、クラミジア感染症やカンジダ膣炎は、妊娠中に感染しますと、赤ちゃんにもうつる可能性がありますので注意が必要です
このような意味でも、普段から自分のおりものを観察しておくことも大切かもしれませんね
おりものや症状から見た病気の可能性
妊娠中に注意したい感染症とその症状
感染症にかかった際、おりものの変化とともに下記のような症状が現れますので、気づいたら早めに受診しましょう
クラミジア感染症 感染するとおりものが増えますが、気づかないうちに進行する場合も多い感染症です 妊娠中に感染すると、分娩時に産道で赤ちゃんに感染し結膜炎や肺炎になる 場合がありますので、出産までに必ず検査します 感染がわかった場合は、飲み薬で治療し1〜2週間程度で完治しますが 分娩までに完治しなかった場合は、帝王切開でのお産になります また、クラミジア感染症は、卵管炎を起こすと不妊の原因になる場合もありますので、 気になる症状がある場合は、妊娠前から検査をされると良いでしょう カンジダ膣炎 誰の身体にも存在するカビの一種が、膣内で増殖して起こる病気で 強いかゆみなどの症状を引き起こし、おりものは、白いカッテージチーズのようになります 妊娠中に感染すると、分娩時に赤ちゃんに感染し、オムツかぶれや口内炎の原因となることがあります カンジダ膣炎は、軟膏や座薬で治療しますが、妊娠中は、カンジダ膣炎になりやすいので 激しいかゆみや、おりものの変化、排尿時にしみるなどの症状があったら、産婦人科にご相談ください また、カンジダ膣炎は市販の軟膏などでは治りませんので、市販の軟膏を塗っても症状が止まらない場合は カンジダの疑いがあります |
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