こだわりの治療法
指圧(ツボ療法)とマッサージ(リンパ療法)を取り入れた当院オリジナルのメニューです。
18年間の臨床経験で培った治療法です。
治療の目的は筋肉を柔軟にし、血液循環をよくしていくことに重点を置いています。
万病一元の理論
血液の汚れや滞りが病気や体の不調を引き起こすという東医学の根本思想の一つです。
幅広い疾患に対して有効な手技です。
道具や器具は使わず手指、肘を用いて治療をしていきます。
手で体を触れることにより、体の状態や微細な変化を感じ取ることが出来ます。
交通事故後のむち打ち症、肩こり、腰痛、膝痛、スポーツ外傷や近年増加している自律神経失調症
などにも対応します。
指圧・マッサージは国で認められた国家資格です。
マッサージをするためには「あん摩指圧マッサージ師」という国家資格が必要です。整骨院(接骨院)や鍼灸院と同様に、3年間専門学校に通い、国家資格に合格して初めて名乗ることができます。
それは、手技「療法」は、解剖学や生理学の知識がない人が施術をすることで、肉体を傷つける可能性が極めて高い行為だからです。
寝違えやぎっくり腰に気がつかず、ただの凝りだと思いこんで揉んでしまったら、炎症が悪化し、筋組織そのものに傷を付けるなど、さまざまな支障が起ります。
以下はマッサージ及び指圧の体に対する反応です。
マッサージとは?
「マッサージ」は「皮膚」や「筋肉」を直接刺激し「血液循環」をよくすることで、「筋肉」に溜った疲労物質を除去する働きがあります。
また、硬くなった「筋肉の緊張」を緩和することで「関節」などの動きを良くします。
そして、「ストレス」を解消し心身ともにリラックスさせる効果がある、ともいわれています。
「マッサージ」の皮膚に対する効果
「皮膚」を直接刺激することにより表面付近の血管が拡張され、血行を促進し、「新陳代謝」を活発にします。
また、「鎮静作用」をもたらし、リラックスさせる効果があります。
「マッサージ」の筋肉に対する効果
筋肉中の「血液」や「リンパ液」の流れが良くなり、新鮮な「酸素」が供給され、「老廃物」が回収されます。
そのことが、緊張した「筋肉」をほぐし、動きをなめらかにします。
特に運動後のマッサージは「乳酸」を排除し「筋肉痛」を防止する効果があります。
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「マッサージ」の関節に対する効果
関節内の血行を促進することにより、「新陳代謝」や「関節液の分泌」を促し、「関節」の動きが滑らかになることで「けが」を防止することができます。
また、「関節の稼動域」が広がれば「筋肉」がより効率的に使われるので「血流量」が増え、硬くなるのを防ぐ効果があります。
マッサージの手技
マッサージの基本手技
- 軽擦法(けいさつほう)
手掌や指腹でさする、なでる手技です。 - 揉捏法(じゅうねつほう)
手でつかみ、おさえそして捏ね(こね)、揉む(もむ)手技です。 - 強擦法(きょうさつほう)
押し込むようにさする、強めになでる手技です。軽擦と揉捏を組み合わせたような手技です。 - 圧迫法(あっぱくほう)
押す、おさえる手技です。 - 叩打法(こうだほう)
リズミカルに叩く手技です。 - 振せん(しんせん)
手掌で揺らすようにさする、手でつかんで揺さぶる手技です。
とくに軽擦法、揉捏法、強擦法の三法でほとんどのマッサージ効果をカバーすることが出来ます。
マッサージの作用
マッサージが人間の身体の組織に対してどのような作用を及ぼし効果を発揮するのか、主に次の五つが挙げられます。
- 興奮作用
病的に機能の減退している神経や筋に対しては、その興奮性を高め、
機能を回復させる作用があります。 - 鎮静作用
病的に機能が更新している神経や筋肉に対しては、その興奮性を弱め、機能を沈める作用
があります。 - 反射作用
生体の有する反射機転を介して、異常機能を調整する作用があります。 - 誘導作用
外傷や炎症などにより、患部に発赤、腫脹、疼痛、(赤くはれ上がって痛い)などの症状が著しい
時や、施術が不可能な場合、その部位よりも心臓に近い部位に施術し、患部のうっ血や病的
浸出物を誘導、吸収させる作用があります。 - 矯正作用
関節などの障害で運動機能が不十分な時に、その部位の浸出物を細かく砕いて拘縮を
起こしている部分や組織を引き伸ばす作用です。
アルント・シュルツの法則
これらの作用を十分に発揮させるためには、マッサージの刺激の度合い=刺激量が大切です。
マッサージの刺激量は、加える力の強弱と時間の長短で決まりますが、それを効果的に加減するのは実際にはなかなか難しいことです。
そこで刺激量のひとつの目安となる、刺激の強さと神経・筋の興奮性との関係に関する法則が『アルント・シュルツの法則』です。
それは次のようなものです。
■ 弱い刺激は低下している神経機能を鼓舞し機能を回復させる。
■中等度の刺激は生理的機能を更新する。
不安胃のけいれんの緩和
■ 強い刺激は生理的機能を抑制する。
■ もっとも強い刺激は機能を停止させる。
簡単に言うと、弱い刺激だと体を興奮させ、心地よい刺激だと体の機能を向上させ、強い刺激
だと体の機能を抑制または妨害してしまいます。
つまり、強い刺激は体を壊してしまうのです。
痛いほうが効く。
と思い強い刺激を求める方が沢山いますが決してよいことではありません。
体に加える刺激は『気持ちいいなぁ』が最適です。
マッサージの適応症
マッサージを行なうことによって効果が期待できる症状には、次のものがあげられます。
- 神経系疾患
神経痛、麻痺、痙攣、脳卒中後遺症、不眠症など - 運動器疾患
交通事故によるむち打ち、肩こり、腰痛、五十肩、膝痛、坐骨神経痛、
股関節痛、ねちがい、背部痛、リウマチ - 消化器疾患
便秘症、食欲不振 - 呼吸器疾患
喘息、咳症状、初期の風邪< - 循環器疾患
高血圧、低血圧、不整脈 - 婦人科疾患
生理痛、更年期障害、冷え性、むくみ - その他
疲労回復、病後の体力回復など
ただし疾患の症状、進行度によっては不適応になる場合がありますので十分注意してください。
マッサージの禁忌
マッサージの禁忌とは、マッサージを受けてはいけない場合のことです。
炎症がある部分(発赤、熱感、腫脹)
化膿や伝染の恐れがある部分
皮膚に損傷がある場合
妊娠の初期(安定期にはいるまで)
疲労、衰弱が激しい時
38度以上の高熱がある場合
強い空腹時、アルコールなどの飲酒後
治療方法の原理
指圧療法とは
指圧療法とは、身体の表面を押圧し、「反射」(刺激に対して無意識に起こる生体の反応)を促すことで、身体の機能を正常化していく治療法です。
道具や器具などは一切使わず、手指を用いて施術することが特徴です。
手指で触れることで、身体の状態とその細かい変化を診ながら、その方の状態に合わせた施術を行っていきます。
筋をもみほぐすような強い刺激ではありませんので、身体にやさしいことが利点です。
治療においては、身体全体の状態を考えてアプローチしていきます。
そのため、運動器の疾患(肩こり、腰痛、膝痛など)だけでなく、近年増加している自律神経失調に起因する症状等への対応にも向いています。
当院では、指圧療法を用いて、身体のバランスの崩れを取り戻すような施術を行っています。
ただ「圧されて気持ち良い」だけではなく、治療効果も十分に期待できる施術です。
指圧の歴史
指圧の原点は手当てにはじまります。
日本では、有史以来様々な手当て即ち手技療法が営まれてきました。
中枢神経系の関節や筋肉の痛み
明治以降
明治以降になりアメリカの3大手技と呼ばれました。
カイロプラクティック、オステオパシー、スポンジロセラピーが次々に流入し、日本に古来から伝わる様々な手技に加え、中国伝来の古法按摩や導引按、活法なども融合された結果、一時は300種以上の多種多様な手技が療術として混在していましたが、大正9年頃には既に現在の指圧療法の原型となる指圧が浪越徳治郎氏によって確立されていたとされています。
第2次世界大戦後
第二次世界大戦の敗戦後、GHQの指導によりほとんどの療術が禁止されましたが、昭和30年8月に「あん摩師、はり師、きゆう師及び柔道整復師法」のあん摩があん摩(マッサージ、指圧を含む)と変更され、指圧が法律上で初めて認められました。
しかしながらその法律の名称があくまで独立した手技として認められていなかった為、『指圧はあんまに非ず』のスローガンの下、日本指圧協会、東京指圧師会などの指圧師団体が立ち上がり、昭和39年6月遂に 「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師等に関する法律」
と並立名称に変更されました
(昭和45年に柔道整復師法が単独法になった為、
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律となりました。
浪越徳治郎氏
はじめて指圧という名称そのものが使われた年代については多少の異説はあるものの、現在の指圧療法を体系付け確立したのは、昭和15年に、現在の日本指圧専門学校「浪越学園」の前身である指圧学院を設立した浪越徳治郎氏です。
浪越徳治郎は、わずか7歳の時に多発性間接リウマチで苦しむ母を救いたい一心から、母指と手掌による押圧中心の手技を独自に会得し、最初は圧迫療法、後に指圧療法と名付けました。
その後マリリン・モンローやモハメドアリ、吉田茂首相をはじめとした歴代の総理大臣、A級戦犯を裁いた〈東京裁判〉のキーナン検事など、国内外の著名人を治療したことにより、日本はもとより全世界に指圧(SHIATSU)を普及させることとなります。
経絡指圧
また、彼の設立した日本指圧専門学校は、中国伝来の経絡理論を初めて指圧に取り入れて、経絡指圧を確立しました。
井沢正をはじめ、海外では禅指圧(Zen Shiatsu)と呼ばれて欧米を中心に普及している増永式の増永静人、念仏を取り入れて精神統一を図るタオ指圧(Tao Shiatsu)の遠藤りょう及、指圧のツボを経絡経穴に当てはめ解剖学生理学的に解明したツボ指圧(TSUBOSHIATSU)Tsubo Shiatsuの池永清など、国の内外で活躍する多くの卒業生を輩出しています。
英語名でもSHIATSU
現在、指圧は英語名でもそのままSHIATSUと訳され、日本の独特の手技療法として世界中に普及しつつあります。
治療方法のこだわり (S&Dバランス調整法)
治療中は体の力を抜いて下さいね・・・・
「頭では解っているが力が抜けない」 「力の抜き方が解らない」
緊張した状態が続くと意識して力を抜くことが出来ない。ほとんどの方がそうです。
S&Dバランス調整法とは専用身体補正器具リアルリラックスを使い積極的に全身を脱力させて真の「癒し」を得るための方法です。
正常な心身の状態は、活動と休息のバランスの上で成り立ちます。
このバランスが崩れることで疲労を残し、蓄積させ、ストレスを増大させて結果として疾病や不快症状を引き起こすことになります。
このことは逆に言うと疲労や疾病対策が、活動に対する休息のバランスを整えることにより可能であることを意味します。
但し、このバランスは単に眠る時間を増やすということだけで整えるというものではありません。
眠っていても休んでいても、重力に対抗しようとする筋肉=力の抜けない筋肉があるからです。
活動と休息のバランスを整えるには、これらの筋肉を含め全身の筋肉をより完全に近い「脱力」状態にする必要があります。
この完全な「脱力」で真のリラックスを得る方法が「S&Dバランス調整法」です。
S&Dバランス調整法によって期待できる効果
- 脱力による疲労回復効果
- 短時間の有効的な仮眠の提供
- コリ、痛み、しびれなどの改善
- 床ずれ予防対策・治療補助
- 関節拘縮予防・治療補助
患者さんが痛いときに感じている辛さの理由って分かりますか?
それは「寝ている姿勢そのものが苦痛」という事です。
想像して下さい・・・・・。
寝ることそのものが、自律神経のバランスを崩してしまうことを・・・・・
せめて寝ている時間を楽にしてあげて下さい。
そして「寝ている辛さ」を「気持ちよさ」へと変えていきます。
ただ何も考えず、何もせず先生に身を任せて気持ちよく治療を受けて下さい。
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